お客様が抱える肌や髪の悩み、そして「なんだか最近、調子が悪い...」という漠然とした不調。
これらは「ゆらぎ」という繊細なバランスの変化から来ているかもしれません。
特に、年齢を重ねるごとに女性に訪れる心と体の「ゆらぎ」は、肌のバリア機能の低下を招き、様々なトラブルとして現れやすくなります。
私たちの体は、見た目の美しさだけでなく、内側から整える「予防医学」の視点が重要です。
サロンで提供するサービスも、単なる一時的な対処ではなく、お客様の「本当の美と健康」を追求し、老化の原因となる「酸化」 「糖化」 「炎症」といった要素にアプローチし、健やかな状態を「回復(リカバー)」させることが求められています。
その「ゆらぎ」に寄り添い、お客様の肌と心、そして髪を整えるために開発されたリカバリークリーム、『イッタナジオ クリーム エフ』の魅力と、サロンでの活用法を深掘りします。
なぜ今、「ゆらぎ」へのアプローチが重要なのか?
お客様の中には、以下のようなお悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
- 更年期やプレ更年期による肌の不調を感じている。
- 肌が敏感になりやすく、乾燥・くすみが目立つ。
- スキンケアの効果を実感しにくくなってきた。
- 眼精疲労や肩こり、疲労感が続く。
- 髪のハリ・コシ・ボリューム感が気になる、白髪や薄毛・抜け毛が気になる。
- 頭皮環境にトラブルがある。
これらの悩みは、女性ホルモンバランスの変化(特に更年期になるとエストロゲン分泌量が減少)や、ストレスが大きく影響しています。
ストレスは、体内の酸化・糖化・炎症を促進し、バリア機能を低下させる主要な原因となります。
肌のバリア機能は、加齢、ストレス、紫外線、不適切なスキンケアなどによって低下します。
バリア機能が低下すると、肌は乾燥しやすくなり、刺激に敏感になるだけでなく、シワやたるみが目立ち、シミや肝斑も濃くなりやすくなります。

イッタナジオ クリーム エフが「ゆらぎ」を心地よい変化に変える理由
イッタナジオ クリーム エフは、予防医学の観点から作られたトータルリカバリークリームであり、お客様の肌も心も心地よい状態へと導くことを目指しています。
その秘密は、以下の「5つのヴェール」を形成する厳選された天然由来成分にあります。
-
抗炎症ヴェール
肌の炎症を防ぎ、「赤み」から守る。 -
抗酸化ヴェール
肌の酸化を防ぎ、「たるみ」から守る。 -
抗糖化ヴェール
肌の糖化を防ぎ、「くすみ」から守る。 -
ラメラヴェール
肌の乾燥を防ぎ、「バリア機能」を守る。 -
リラックスヴェール
肌の乱れを防ぎ、「ストレス」から守る。

5のヴェールを形成する主要成分
フルボ酸
イッタナジオ クリームエフには、ミネラル・アミノ酸・有機酸などを豊富に含む天然由来のフルボ酸を贅沢に配合。
ゆらぎ肌に起こりやすい乾燥やくすみ、肌荒れなどのバリア機能の低下を予防し、回復(リカバー)をサポートします。
- 活性酸素消去能(抗酸化作用)。
- 保湿、バリア機能サポート。
- ダメージ毛の過膨潤抑制、ミネラル吸収、有害物質排出のキレート作用、ターンオーバー活性、育毛促進サポート、消臭作用。

イソマルト
ヒドロキシラジカル(活性酸素)をを強力に消去し、肌の酸化ストレスを抑制します。
- 線維芽細胞を活性化し、真皮の成分生成をサポート。
- ラウリル硫酸Naなどの界面活性剤による肌荒れや頭皮の炎症を抑制。
- UV照射やドライヤーの熱によるキューティクル破壊を防ぎ、毛髪を保護。
セイヨウオオバコ
古くから中国やヨーロッパで民間療法の薬として重宝されてきた植物。
- 糖とタンパク質の結合を阻害し、糖化を予防。
- ケラチンの糖化を予防し、肌のシワ、シミ、たるみ、くすみを抑制。
- 頭皮の柔軟性を改善。
キンモクセイ
安眠効果、自律神経のバランス調整、リラックス効果を持つ成分です。
ストレスや緊張を緩和し、穏やかな心へ導きます。
ペリセア®
植物由来の天然脂肪酸、アミノ酸を原料とする両親媒性化合物。
- 角層内部に浸透し、セラミドと同様の働きで皮膚のバリア機能を改善し、肌の弾力・キメを回復させます。
- 毛髪の深部に浸透し、傷んだ毛髪の強度・太さ・水分量を改善し、ハリコシ感・スベリ感を与えます。
- 肌に優しいクレンジングやマッサージをサポートします。
老化とストレスとバリア機能の相関
「ストレス」とは身体や心に対する外部からの刺激や要求に対して適応する過程で生じる反応や状態を指します。
日常生活の中で多くの人がストレスを感じています。
ストレスは体のホメオスタシス(恒常性)を乱す要因となります。
心の「疲労」と言われ細胞の老化を早める原因になります。

酸化
「ストレス」と「酸化」は健康に大きな影響を与える要因です。
酸化ストレスとは、体内で発生する活性酸素が過剰になり体の抗酸化防御システムがその処理能力を超えてしまう状態を指します。
身体の「さびつき」と言われお肌、頭皮の「たるみ」の原因にもなります。
糖化
「糖化」とは体内のタンパク質が糖と結びついて劣化する現象で老化を促進するAGEs(終末糖化産物)を産生します。
「ストレス」は、体内のホルモンバランスを崩し糖化を促進することがあります身体の「こげつき」と言われお肌の「くすみ」や「黄ばみ」の原因にもなります。
炎症
「炎症」とは、細胞の「炎症」が老化の始まりとなり「ストレス」がかかると、コルチゾールやアドレナリンなどのストレスホルモンが分泌されます。
また慢性的なストレスは、免疫系を過剰に活性化させ、炎症を引き起こすサイトカインの分泌を増加させます。
体を守るために疫機能が働くことで起きる防御反応です。
身体の「傷み」 「赤み」と言われ、頭皮や身体の「かゆみ」の原因になります。
《ストレス》を受けたときに起こる「体内の変化」

ストレスは短期的なものから長期的なものまでさまざまであり、人によって感じ方や影響の度合いが異なります。
強いストレスを受けている人ほど老化スピードが早く、しかも体調不良になりがち。
この理由は、体をコントロールしている「自律神経」の働き。
ストレスは、この自律神経を乱し、体内のホメオスタシス(恒常性)を乱す要因となります。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つで成り立っています。
どちらも、身体の機能を保つ上で必要不可欠な存在ですが、2つの神経のバランスが崩れると、さまざまなトラブルの原因になります。
中でも、とくに大きな問題になるのが「交感神経」です。
老化スピードを速めるのも、体調不調を招くのも、「交感神経」が過度に働くとき。
温かいお風呂に浸かることや、簡単なマッサージ、ゆっくりと深く呼吸することなどで副交感神経が活性化され、リラックス効果が得られます。
同じ年齢なのに、「見た目年齢」に大きな差が出てくるエイジング世代。
この違いは、「お肌のケア」だけで、生まれるわけではありません。
ストレスを軽減する生活習慣の改善が、見た目年齢にも大きな影響を及ぼします。
肌の《バリア機能》は、年齢とともに変化します
角層には、《バリア機能》を保つ3大保湿因子があります。
若々しい肌は、角層におよそ20 ~ 30%の水分が保たれています。

-
細胞間脂質(セラミド)
細胞間脂質は、角質細胞間に存在する脂質で主にセラミドから構成されています。
セラミドは、水分を保持し、肌のバリア機能を強化する役割を果たします。
セラミドが不足すると、肌のバリア機能が低下し乾燥や刺激に対する抵抗力が弱まります。 -
天然保湿因子(NMF)
NMFは、角質層に存在する保湿成分の総称です。
NMFは、アミノ酸、乳酸、尿素、ピロリドンカルボン酸(PCA)などから構成されており水分を保持する能力が高いです。
NMFは、角質層の水分を保持し、肌の柔軟性を保つ役割を果たします。 -
皮脂膜
皮脂膜は、皮脂腺から分泌される脂質と汗が混ざり合って形成される薄い膜です。
皮脂膜は、肌の表面を覆い、外部からの刺激や乾燥から肌を守ります。
また、皮脂膜は肌のpHバランスを保ち、細菌の繁殖を抑える役割も果たします。
角層の《バリア機能》が低下する5つの原因
-
乾燥
季節の変化での湿度の低下や、エアコンの使用などが原因で肌が乾燥し水分が蒸発しやすくなり、バリア機能が低下します。
外部からの刺激に対して敏感になり、赤みやかゆみが発生しやすくなります。 -
加齢
年齢とともに皮脂やセラミドの分泌が減少しバリア機能が弱まります。
またバリア機能が低下すると、シワやたるみが目立ちやすくなります。 -
ストレス
精神的なストレスや睡眠不足がホルモンバランスを崩し肌のバリア機能に影響を与えます。
リラクゼーションやマッサージなどを取り入れ、ストレスを軽減しましょう。 -
紫外線
紫外線によるダメージが肌のバリア機能を低下させます。
光老化から肌を守りましょう。 -
不適切なスキンケア
強い洗浄剤やアルコールを含む化粧品の使用が肌を傷つけバリア機能を低下させます。
優しい洗浄剤を使用し、過度な洗顔を避けることが重要です。
サロンで提供する『クリーム エフ』を使った専門的なケア
イッタナジオ クリーム エフは、お客様の全身の「ゆらぎ」にアプローチし、サロンメニューの付加価値を高めることができます。
週に一度のスペシャルケア(ホームケア提案にも)
-
ボディケア
シャワー後の清潔な肌に、500円玉1 ~ 3個程度のイッタナジオ クリーム エフを手に取り、首、肩、鎖骨まわり、ふくらはぎなど、コリやむくみが気になる場所に馴染ませてマッサージします。
乾燥が気になる部分にもお使いいただけます。
その後、しっかりと洗い流します。 -
フェイスケア
クレンジング・洗顔後、500円玉1 ~ 1.5個程度のイッタナジオ クリーム エフを手に取り、指の腹で優しく顔全体に馴染ませ、2分程度のパックをします。
その後、しっかりと洗い流します。 -
スキャルプケア
シャンプーを洗い流した後、500円玉2個程度のイッタナジオ クリーム エフを手に取り、頭皮全体にバランスよく馴染ませ、指の腹を使って2分程度のマッサージをします。
その後、しっかりと洗い流してトリートメントします。
プロの技術でストレスを解消する「ヘッドスパ」
近年、ストレスケアのニーズが高まる中で、サロンのヘッドスパメニューは上昇傾向にあります。
イッタナジオ クリーム エフを活用することで、ストレス解消とバリア機能の回復を同時に提供できます。
- 通常通りプレシャンプーを行います。
- 『イソット』を15~20プッシュ数か所に分けて頭皮に押し込むように馴染ませます。
-
『イッタナジオ クリーム エフ』を20 ~ 25g(500円玉3 ~ 4個)手に取り、頭皮全体に均等に重ねづけし、馴染ませます。
脂性肌の方には、『イッタナジオ』(フォーム状)を頭皮、髪に5 ~ 10プッシュ重ねづけしながらマッサージするのもおすすめです。 - しっかりと馴染ませたら、頭皮を中心に首あたりまで15 ~ 20分マッサージします。
- マッサージが終わったら、『イッタナジオ』を頭皮から毛先まで馴染ませ、その後しっかりと洗い流してトリートメントします。
-
ブロー前に『イソット』をつむじ周り、根元、生え際に1 ~ 2プッシュ揉み込み、中間毛先にアウトバストリートメントをつけ、ブロードライします。
カラーやパーマの放置時間に「クイックメニュー」として
-
ハンド & フットマッサージ
片腕に『イソット』を3 ~ 5プッシュ乗せ、『イッタナジオ クリーム エフ』を3 ~ 5g乗せて混ぜ合わせます。
指先から肘まで広げて2 ~ 3分マッサージします(滑りが悪くなったら『イソット』を追加してください)。マッサージが終わったらホットタオルでふき取り、『イソット』で仕上げます。 -
ケミカル施術後の頭皮エイジング予防
パーマ、カラー後の頭皮に『イッタナジオ クリーム エフ』を15g程度しっかりと馴染ませ、軽くマッサージします。
『イッタナジオ』を頭皮、髪に5 ~ 10プッシュ重ねづけし、乳化させ毛先まで馴染ませます。
その後、しっかりと洗い流してトリートメントします。
頭皮の色や髪の根元の立ち上がりの変化を確認してください。
お客様の「土壌」を整える、縁の下の力持ち
For - Pro2の製品は、「美味しいお米も良い土壌から」という考え方に基づいています。
いくら良い成分や最新成分を与えても、それを受け入れるベースとなる身体や肌が整っていなければ、その効果は半減してしまいます。
『イッタナジオ クリーム エフ』は、まさにその「土壌」を整え、お客様の心身、肌のベースづくりをサポートする「縁の下の力持ち」となる製品です。
サロンでのプロフェッショナルなケアと、お客様への継続的なホームケアの提案を通じて、老化の原因を根本から見直し、お客様がいつまでも美しく健康でいられるようサポートしていきましょう。
まとめ
お客様の「ゆらぎ」に寄り添い、真の美しさを引き出す『イッタナジオ クリーム エフ』は、まさにサロンワークにおける羅針盤のような存在です。
羅針盤が船の進むべき方向を正確に示すように、『イッタナジオ クリーム エフ』はお客様の肌と心の健康へと導く、確かな道筋を示してくれるでしょう。
日々の施術にこの「予防医学」の視点を取り入れることで、お客様との信頼関係をさらに深め、サロンの価値を一段と高めることができるはずです。