新しい顧客層と店販成功への戦略
アリミノ スプリナージュブランドは、「忙しい現代女性へ向けて、外面と内面両面で満足感が得られるブランド」という既存のコンセプト を守りつつ、さらに市場を拡大するための新製品ラインを投入します。
この追加ラインは、サロン様の「若い顧客獲得」と「店販拡大」を強力にサポートすることを目的としています。
サロン経営を支える戦略的ターゲット層の拡大
これまでの主要ターゲット層(30 ~ 45歳のアーバンローカルエリアの充実主婦層や郊外型ライフスタイルの主婦層)に加え、新たなターゲットとして、20 ~ 35歳の層を重点的に獲得を目指します。
この若年層顧客は、デザインや実感を重視する層であり、特に美容感度の高い層です。
若い顧客獲得が重要な理由:SNS拡散と「バズる商品」の創出
ブランド知名度が低い現状において、SNS拡散が効果的な20 ~ 30代の美容高感度層を新たなアイテムで獲得することは、売上拡大を目指す上で不可欠です。
この層に「刺さる商品」は、すなわち「バズる商品」となり得るためです。
スプリナージュ新ラインの製品コンセプトと店販成功の秘訣
新製品は、従来の「ナチュラル」 「心地よさ」 「効果感」 を継承しつつ、特に「店販」を意識した設計がされています。
ブランドの基本思想
- 植物由来のキー成分を採用。
- フリー処方、低刺激。
- 仕上がりの良さ、美しさ、リラックス効果、使うことで前向きな気持ちになれる使い心地を提供。
店販成功のための製品戦略
新ラインは、アウトバス品を中心に構成されており、特に以下の特長により、「最初の店販売り成功例」の創出を目指します。
- 導入の柔軟性: 導入に縛りのない非直送ブランドであるため、メニューとの連動性を気にせず提案できます。
- 高い体感値: 単品で効果をすぐに体感できる「わかりやすい訴求」が可能です。
- 心に響く中身: 女性の心に響く興味喚起を促す中身を備えています。
核心となるキー成分と技術
髪を満たし、傷んだ箇所を補修するために、新たにボタニカル プロテインとシコンなどの補修成分が採用されています。
ボタニカルプロテイン(植物由来の補修成分)は、傷んだ髪に満ちるように働きかけ、シコンは植物由来の成分でダメージ箇所と髪表面の両方にアプローチします。
注目すべき新製品詳解:貯湿ジェリーと貯湿オイル
新ラインでは、特に「髪の内側から満たして魅せる」ことに特化した2つのアイテムが投入されます。
シアーグロス ジェリー(Sheer Gloss Jelly)
髪の内側から潤いで満たし、スタイリングを可能にするピンクの”貯湿”ジェリーです。
シコンの「貯湿」力でダメージをケアしながら、髪のスタイリングをキープします。
ピンクペタルの香り。
| 特長 | 内容(優位性・提供価値) |
| 質感 / 仕上がり | みずみずしいストレート仕上げから、固まらないのに弾力のある束感まで表現可能。 繊細なツヤ感により、髪色も美しく見せます。 |
| 技術 | モイストコンポート処方を採用(スキンケアをヒントにした処方設計)。 毛髪の表面にセット力成分を付着させるのではなく、内から満たしてツヤ束感を魅せる設計。 |
| 使用感 | べたつきにくい、不快感や「付けている感」がない心地よさ。 顔回りに触れても心地良く、手残りも気になりません。 潤いのあるパリッとしない束感が出せます。 |
このジェリーは、トレンド感を出したいが、一般的なヘアジェルのようなポリマーと保湿剤が残る重さや不快感が苦手なお客様に最適です。
ウォータリー リペアオイル(Watery Repair Oil)
潤いチャージで集中的に補修する、ドライ前のケアオイルです。
髪内部から満たしてすばやくまとまる、ピンクの”貯湿”オイルです。
ピンクハーバルの香り。
| 特長 | 内容(優位性・提供価値) |
| ターゲット | ハイトーンカラーやパーマなど、トレンドスタイルを楽しみながら、一晩でダメージを補修したいお客様に。 パサつき、乾燥、枝毛、うねりや広がりに悩む髪にアプローチします。 |
| 技術 | ディープブースト処方を採用し、「シリコンフリー」と高い「浸透力」を実現。 |
| 成分 | シコン、ボタニカルプロテインに加え、ダメージからバリアするトマト種子オイルなど、植物由来の成分で髪の内側を芯から補修します。 |
| 提供価値 | 手触りを良くするだけのシリコンオイルとは異なり、乾かすだけで内側にまとまるため、翌日のスタイリングが楽になるケアオイルです。 |
まとめ
スプリナージュの新ラインは、単なる製品追加ではなく、若年層顧客(20 ~ 35歳)の獲得と、高い体感値による店販の成功体験を生み出すための戦略的ツールです。
特に「ピンクの”貯湿”ジェリー」 「ピンクの”貯湿”オイル」として訴求される新製品は、心地よさと高いデザイン性を両立し、お客様の「心に響く」アイテムとなるでしょう。