手順
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Before ◆毛髪の履歴 ヘアカラー2ヶ月毎に1回。 前回の縮毛矯正は半年前。 毛質は軟毛 ~ 普通毛吸水タイプ。 ダメージレベルは3。 既ストレート部は、ややくクセが戻っている状態です。 ◆毛髪の状態 表面よりも内側のクセが強くなっています。 ◆サイドの状態 もみあげ付近にクセがあり、顔回りはデリケート毛になってきています。 ◆トップの状態 表面のクセは強くなく、中間部よりザラつきがあります。
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前処理 中間 ~ 毛先はシェルパコンディショニングミスト、毛先はコンディショニングミルクを塗布します。 ダメージ4以上の毛先はクオライン0(ゼロ)を使用します。
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1剤塗布 根元付近の薬剤選定はクオライン250を選択しました。 ネープかクセが強い部分から塗布をスタートし、根元1 ~ 1.5㎝を外したクセの強い所に塗布していきます。
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塗布を進めます。 トップ付近からステムが下がりすぎないように注意してください。 ハケを倒し、過度なコーミングはしすぎないようにしてください。 薬剤の塗布時間は10 ~ 15分が目安です。
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中間 ~ 毛先塗布 使用薬剤はクオライン 80。 スライスはやや広めにとり、中間部分をなじませながら塗布します。 薬剤が透明になるくらいが目安となります。 中間部分をオーバーラップしパネルを重ねるように置いていきます。 過度なコーミングは避けてください。 スピーディーな塗布を心がけ、塗布もれがないようにしっかりなじませていきます。
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放置 薬剤が乾かないようにラップをかけてください。 毛先塗布後、10分自然放置。
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軟化チェック① 巻きつけ法や引っ張り方で、軟化度合いをチェックします。 8割軟化が目安です。
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軟化チェック② 引っ張り方は、伸びずに途中で切れてしまうのは軟化不足です。
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中間水洗 根元部分によじれが起きやすいのでネープから洗い流すようにしてください。 ※流し残しに注意してください。
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中間処理① バッファーオイル10プッシュチェンジリンス3分 髪のコンディションを整えるためにpH調整します。 流れ出た栄養分を補給し質感の向上を促します。
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中間処理② 必要に応じて、中間処理を行います。 今回はシェルパコンディショニングミストで手触りを向上させます。 またクオラインヘアオイルは、アイロンの熱から毛髪を守り、まとまり良くしなやかに仕上げます。
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ドライ まずは根元に風を当てながら乾かします。 毛髪の落ちる方向に逆らわないようにします。
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オーバードライにならないようにし、自然な位置に毛髪を納めます。
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アイロン操作 毛髪全体にツヤを感じる位にアイロンを行います。 もみあげ付近や、顔回りのクセが強い部分はセクションを取り分け細かくアイロンを行います。
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アイロン操作終了
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2剤塗布 根元 ~ 中間、中間 ~ 毛先をスピーディーに塗布します。 地肌には付けないように塗布します。
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2剤塗布終了 過酸化水素(OX)タイプは5分、臭素酸塩タイプは10分、自然放置します。
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プレーンリンス & トリートメント
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仕上がり 必要なヘアケア提案やホームケアのアドバイスをします。