
〈ダウンパーマの技術ポイント〉難しいテクニックを要しないダウンパーマ。
最も注意すべきは薬液の流し方。
根元が下方に向くように毛流れに沿って丁寧に水洗するのがポイント。
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- ブリティシエム公式さん
材料
手順
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〈Before〉
髪質は硬さ、太さともに普通。
毛量は多い。
緩くうねるクセがあり、サイドが広がりやすい。
またネープ付近は生えグセにより浮きやすい。 -
〈1液塗布〉
ダウンパーマを施さない箇所と滑らかにつなぐため、施術箇所の表面となる最上部のパネルは、根元を5mm程度空けた位置から1 液を塗布する。 -
〈1液塗布〉
1 cm以下の薄めのスライスを取り、根元ギリギリの位置から根元の浮きを押さえるようにハケを動かしながら1液を塗布。
バック、もみ上げ、サイドの順に塗布する。 -
〈1液塗布〉
施術しない箇所(フロント~ハチ上、バックポイント付近より上)の髪を分け取り、ダッカールで留めておく。 -
〈1液塗布〉
1 液塗布後、サイドとバックのヘムラインにダウンパーマペーパーを貼り、毛先の浮きを押さえる。
その後、7分自然放置し、軟化チェック。
コームで数本の毛束を逆立て、戻らなければ軟化OK。 -
〈中間水洗〉
水洗前にコームのテール部分にて薬剤を予め剥がし落としておく。
その後1 液を水洗。注意点は根元を逆立てないこと。
毛流れに沿って丁寧に薬液を洗い流すとともに、もみ上げは指のひらで薬液を絞り出すように流す。 -
〈2液塗布〉
1 液水洗後、2液を塗布し、すぐに水洗。
洗いにくいもみ上げは水洗後にさらに濡れタオルを当てて薬液をしっかり拭き取る。 -
〈After〉
ダウンパーマにより、サイド、後頭部の膨らみとネープの浮きが解消され、コンパクトでメリハリのあるシルエットが実現した。 -
〈Finish〉
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『BRITISH M』ブリティシエム
高い還元力で根元の浮きを押さえて思い通りのシルエットへ導くとともに、リアルな韓国ヘアの質感を実現できる韓国発のコスメ系カーリング料。
1 液は硬毛用向けと軟毛用向け(マイルド)の2種のラインアップで、髪質やスタイルによって使い分けが可能。