光の力で細菌・ウイルスを除去
強力な紫外線で、室内の空気を除菌します。
紫外線による除菌は、細胞を司るDNAやRNAに直接作用し不活化させる原理のため、細菌やウイルスが突然変異した場合においても効果が期待できる除菌手段です。
【特長】
◎強力な除菌力

強力な紫外線で細菌(枯草菌芽胞)を99%除菌します。
◎安全・安心

紫外線が外に出ない構造のため、人や室内の品物に影響を与えません。
また、紫外線除菌は薬品と異なり耐性菌をつくりません。
◎メンテナンスが簡単

フィルター除菌方式と異なりメンテナンスが簡単。
1日24時間の連続使用でも1年近くランプ交換が不要。
【紫外線による細菌やウイルスの不活化について】
細菌やウイルスを不活化させるメカニズムは、細菌やウイルスが持つ遺伝子(DNAやRNA)の光の吸収スペクトルと、紫外線ランプが発するスペクトルが類似しているため、細菌やウイルスに紫外線を照射すると、遺伝子(DNAやRNA)で光化学反応が起き、増殖機能を失うというものです。
細菌やウイルスには多くの種類があり、紫外線による除菌効果の度合いはさまざまですが、どんな細菌やウイルスであっても遺伝子(RNAやDNA)を持っているので、紫外線による不活化のメカニズムを考えれば、紫外線はあらゆる細菌やウイルスを除去する効果が期待できます。
┃ 試験室内の浮遊菌数の推移

一般財団法人 北里環境科学センター
(報告書番号:北生発 26_0309号)
※縦軸は対数表示です。
例)縦軸5=10⁵=100,000
縦軸2=10²=100
※当該データは同等品:横向き天井直付タイプ「エアーリア シーリング(FZS15202GL15/16)」のものです。
空気循環式紫外線清浄機を運転することによる浮遊菌をどの程度除去できるかの評価試験より、
60分で約1/10、180分では約1/100の除去性能がありました。
【循環試験データ】
空気循環式紫外線清浄機を運転することにより浮遊菌をどの程度除去できるかを試験チャンバーを用いて評価。
評価方法は、日本電機工業会規格JEM1467「家庭用空気清浄機」の付属書D「浮遊ウイルスに対する除去性能評価試験」を参考に実施。
◎試験概要
室内容積25m³[床面(3.3m×3.5m) × 高さ(2.2m)]チャンバーに空気循環式紫外線清浄機(15W 2灯)を中央に設置しネブライザーで試験菌液を噴霧して攪拌ファンで浮遊させ、経過時間毎にインピンジャーで吸引し浮遊菌を捕集。
捕集液又は希釈液をTSA培地との混釈平板とし、36±1℃で48時間培養。
試験菌
Bacillus subtilis ATCC 6633(枯草菌芽胞)
試験依頼先
(一財)北里環境科学センター(報告書番号:北生発 26_0309号)
【空気循環式紫外線清浄機の設置容量目安】
1台当たり60分で処理可能な空間容積:66m³(天井高2.5mで約16畳)
エアーリア コンパクトの風量は約1.1m³/minなので、60分に約66m³の空気を処理します。
例えば、天井高2.5mの場合、16畳の部屋にエアーリア コンパクトを1台稼働させると、60分で室内の空気を一回分処理することが可能です。
※ただし、実際の使用環境では人の出入りなど風通しのある場合もありますので、台数設置の目安としてお考えください。
【仕様】
適合ランプ | GL15 × 2灯 |
入力電圧 | 100V用 |
電源電圧 | AC100V |
消費電力 | 43.1W(50Hz)、36.3W(60Hz) |
周波数 | 50 / 60Hz共用 |
本体 | 鋼板ホワイト |
質量 | 9.6kg |
処理方式 | 送風式 |
使用目的 | 浮遊菌の除菌 |
ランプ寿命 | 8000時間 |
処理風量 | 約1.1m³ / min |