ローズマリーは多年生の常緑低木で、針のような灰緑色の葉をつけ、淡い青い花を咲かせます。
ヨーロッパではキッチンハーブとして親しまれてきました。
学名の"Rosmarinus"は「海のしずく」という意味で、地中海を囲むように咲いている水色の花々を思わせます。
また、マリーとローズを合わせて、「マリア様のバラ」とも呼ばれています。
中世ヨーロッパで「若返りの水」と呼ばれたハンガリアンウォーターの主成分だったことでも有名です。
樟脳のような強いすっきりとしたハーブ調の香りは、心身の感覚を目覚めさせ、空気の浄化を促してくれます。
集中力や記憶力を高めてくれるとも言われています。
【一般的な効果効能等】
◆心へ
精神疲労などで気持ちに乱れがあり、物事に意識を集中させることが難しいときに、効果を発揮します。
スッキリとした香りが頭をスッキリとさせて、リフレッシュ効果が期待できます。
それに加えて、集中力や記憶力の高める効果も期待できます。
◆体へ
うっ血除去作用や粘液溶解作用がある1.8シネオールという成分が多く含まれており、痰のからむのどに有効です。
鼻や喉などの呼吸器系の不調にも効果を発揮します。
◆肌へ
脂性肌の改善に効果があります。
抗菌、収れん作用もあり、ニキビや吹き出物の予防・改善に役立ちます。
また、フケヤ抜け毛を抑え、髪の毛の成長を促すのにも有効です。
さらに、デオドラント作用にも優れており、体臭予防にも有効です。
◆その他
消臭や殺菌作用があり、肉の臭みを消して鮮度を保ち、また、消化を促すとして、現在でもフランス料理やイタリア料理に欠かせないハーブです。
100mlで約2000滴分です。