11レベルまでしっかり染まって、髪がどんどんキレイになる!本当に今の「グレイ需要」に応えられていますか?
ファッションカラーで育った世代が白髪染世代になった今、これまでの白髪染めテクニック(=暗めにしっかり染める)だけでは対応できません。本書では、半年先までのデザイン計画(=カラープランニング)と、それに合わせたカラー剤の「使い分け」によって、髪が傷まず、明るい白髪もしっかり、美しく染まる?テクニック&レシピを紹介。現在、美容室のメイン客層である40〜50代を満足させ、グレイカラーで「生涯顧客」につなげるアプローチ法を伝授します!
新発想1:「グレイカラー剤を目的別に使い分ける」
グレイカラー剤にもいくつかの種類があり、特徴があります。
ここでは、CANAANで実際に使用している薬剤をもとに、アルカリの有無や出しやすい明度などを把握して、実践的な「使い分け」を学びます。
新発想2:「“カラープランニング”を立て、生涯顧客に!」
長崎流グレイカラーは、サイクルと白髪率を踏まえて、半年先までのデザイン計画(=カラープランニング)を組み立てます。
お客さまの不安を取り除き、髪をダメージさせず、「違い」を実感することで、生涯顧客に導きます。
新発想3:「白髪の状態で、染め方がわかる」
白髪染めされた髪は基本的に、以下の5パターンに分けられます。
?毛先まで白髪が見える状態
?既染部が残留色素で染まっている状態
?既染部にかなり残留色素が残っている状態
?残留色素+毛先がタンパク変性を起こしている状態
?黒染めされた状態
適切なカラー薬剤選択&過水の濃度を解説します。
新発想4:「白髪は“生かさない”」
現在サロンの中心客となっている40〜50代の女性にとって、白髪は「明るくbutしっかり(ファッションカラーのように)染める」のが基本。
この客層の多様なニーズに応えるレシピと実例を紹介します。