質感を自由に操って今風デザインにアップデート!練習してきた課題スタイルが、なんだかかわいくない。
どうしても硬く感じる。お客様やモデルさんに似合わない・・・。そんな風に感じているなら、質感を変えてみるのはどうですか?スライドカットやセニングシザーで髪に「隙間」をつくってあげれば、ふんわりした軽さややわかい束感が生まれて、ヘアスタイルが一気に華やかに。ただし、闇雲にカットしてしまうのは禁物です。
髪質によってバサバサになってしまったり、毛先がスカスカになってしまったり、あるいは短い髪がツンツン飛び出してしまったり・・・!
まずは、どこを、どんな風にカットしたら良い質感になるのか、2つの基本スタイルにチャレンジしてみましょう。
コツを掴んだら、色んな髪質のモデルさんでの実践例をもとにして、あなたのお客様にどうカスタマイズしていくかイメージを膨らませてみてください。
【CONTENTS】
●ヌケ感テクスチャーで新しい表情に!
シンプルでベーシックなベースでも、やわらかい質感を与えるカットをプラスすれば、髪にいきいきとした表情が生まれます。

植木義徳[nanuk]
菅野太一朗[LANVERY]
●ボブとミディアムレイヤーでコツを掴む!
若い世代の定番ボブと、大人女性にウケがいいミディアムレイヤーは、質感カットの練習に最適。
ベースカット、セニング、質感づくり、スタイリングまで、コツを丁寧に解説します。
●カウンセリングでここをチェック!
いざお客様をカットする場面になると、何から始めればいいのか迷うことがたくさん。
カウンセリングで確認しておくといいポイントを集めました。
●太い、細い、広がる、クセ毛
髪質に合ったテクニックが見えてくる!
質感カットのケーススタディを6例紹介。
髪質やお客様の世代に合わせて使い分けるポイントを解説します。
●質感を長持ちさせるアイテムをオススメしよう!
サロン帰りの質感をお家でも手軽に楽しんでもらえれば、満足度もアップ。
最適なスタイリング剤を勧めるための知識を紹介します。