リトルにしかできない、ネオ疎水の世界へ。
ワクワクの種 3種混合原液からはじまったリトル・サイエンティストの素材づくりへのあくなき挑戦は、NEXTステージへ。
ワクワクの種から飛び出した7つのアイテムはワクワクneoへと進化を遂げ、今、リトルにしかできない【ネオ疎水】の世界がサロンワークに広がっています!
キトキトは、ヒドロキシプロピルキトサン、ナノ化キトサン(保湿・補修成分)を配合した酸性リンスです。
「擬似キューティクル形成、残留アルカリの除去」を行うことが役割です。
【擬似キューティクル形成のメカニズム】
キトキトに配合している2種のキトサンのうち、1つはキトサン誘導体(ヒドロキシプロピルキトサン)で、分子会合しながら髪表面の大部分に皮膜を作ります。
もう1つはナノ化キトサンで、直径約20nm、長さ数マイクロのナノファイバー
です。
ナノ化キトサンは、分子が会合せずに分散しているため、比表面積が従来のキトサンの100倍以上増加しています。
これがキトサン誘導体にグラフトして立体的に擬似キューティクルを形成すると考えられます。

キトサンは脂との相性が良く、キトサンで形成した擬似キューティクルの上に18-MEAなどのキューティクルCMC成分がのることで、毛穴から出た皮脂を毛先まで伝わせる「脂の通り路」が作られます。
これにより髪本来の自然なツヤが生まれます。
キトサンはプラスの電荷を持っていますが、分子が分散することで本来のこの力が最大限発揮されるため、ダメージ毛に特異的に吸着して水分子を抱えこむことで、静電気の発生を予防します。
さらに、キトサンの親水性がさらに高まっているとともに、水中で3次元に絡み合うことで、キトサンがキューティクルにイオン結合して呼吸できる皮膜
を形成します。
この皮膜は浸透性があるため、トリートメント剤などの邪魔をしません。
【酸性リンスとしての効果】
クエン酸、リンゴ酸、乳酸の3種類の酸が、残留アルカリの除去を効果的に行います。
また、クエン酸ナトリウムを配合してバッファー効果をもたせたため、アルカリ除去の際のpH変化が穏やかになり、急激なpH変化による髪のダメージを軽減することができます。
中間処理、後処理で髪のダメージを抑え、かつ、髪のダメージの元となる物質を効果的に除去することが可能です。
【役割】
擬似キューティクル形成。
残留アルカリの除去。
【特徴】
ヒドロキシプロピルキトサン、ナノ化キトサン(保湿・補修成分)を配合した酸性リンスです。
【成分について】
◆ヒドロキシプロピルキトサン・ナノ化キトサン
カニの甲羅などから得られる天然のポリマー。
擬似キューティクルを形成し、毛髪内部のタンパク質や天然保湿因子NMFが流出しないようにコーティングします。
毛髪をダメージから守り、ツヤを与えます。
◆リンゴ酸・クエン酸・乳酸
酸としての能力が高いクエン酸・リンゴ酸と、葡萄などの果物に含まれるフルーツ酸(AHA)の一種である乳酸を配合しました。
パーマ・カラー施術後の残留アルカリを除去し、アルカリに傾いた毛髪を等電点に戻します。
◆キダチアロエ葉エキス
ユリ科の植物、キダチアロエの葉から抽出したエキスです。
アロエは古くからやけど、擦り傷、切り傷、日やけによる炎症などの治癒・改善作用があるといわれているほかに、肌にうるおいを与える保湿作用にも優れていることが知られています。
保湿効果があり、肌荒れを防ぐ目的の化粧品などに使われています。
【使用シーン】
中間処理、後処理
【スペック】
◆使用方法:目安として5~10倍希釈して使用。
◆pH:3